1998-09-16 第143回国会 衆議院 厚生委員会 第5号
私たちの同級生も、高校卒業後、大学へと東京へ参った同級生たちも結核に罹患し、地元に帰り療養ということもたくさんあったわけでありますが、その全盛期のときの治療は、一番が隔離、そして手術療法、ヒドラジド、パス、ストマイ等の化学療法、本当に一般病院でも病棟の三分の一が結核で占めるというような状況でありました。もちろん、全国の結核療養所は満床という状況であったわけであります。
私たちの同級生も、高校卒業後、大学へと東京へ参った同級生たちも結核に罹患し、地元に帰り療養ということもたくさんあったわけでありますが、その全盛期のときの治療は、一番が隔離、そして手術療法、ヒドラジド、パス、ストマイ等の化学療法、本当に一般病院でも病棟の三分の一が結核で占めるというような状況でありました。もちろん、全国の結核療養所は満床という状況であったわけであります。
そして、今日までの薬によるいろいろな中毒、死亡事故等、コラルジルから始まりまして、ストマイ、クロロキン、ペニシリンショック、サリドマイド、アンプル風邪薬、キノホルム、次から次にこういう問題が起こっているわけであります。
ただ、予診というのでしょうか、生まれた方が未熟児であったり仮死状態で生まれたとか、あるいは家族、血縁の方に同じような病気があったかなかったかということとか、聴覚に影響のある薬物、ストマイとかカナマイですね、こういったものをとったことがあるかないかというふうなことを総合してリスクを詰めていって、これはやはりちょっとというときには、すぐそれを検査に結びつけてほしい、このことはお願いしておきます。
かって我が国の国民病でありました結核でいえばストマイだとかBCG、次の世代の国民病と言われましたB型肝炎では、ワクチンだとかインターフェロンがそれであります。この根本的な対策である抗ウイルス剤やワクチンができ上がるまでまだ時間はかかりますが、それまで足元に押さえつけている泥棒、すなわちエイズウイルスを暴れ出さないようにしておくという緊急対策が必要でございます。
きょうは委員長には志賀直哉先生と長塚節先生を合併したような博学の委員長を迎えておりますからでありますが、私は、「ストマイを買い得ず逝きし兄を持ち公費医療の陳情を聞く」という一首を残したのでございましたが、そのようなことを思いますると、まさに今日、肺結核は完全に克服された感がありまして、思えば昔日の感を深くするということでございます。
それから、特定医療費の問題、これも私小し申し上げたんですが、私自体の経験で、私は昭和二十一年に開業したのですが、二十二、三年ごろからストマイが出てまいりました。私の義理の兄が銀行の支店長をしておったんですが、結核になりました。それで、ストマイが効くということを聞いて、私にとにかく十本買えと言うんですが、その当時やみで一万円でした。ありました、実際に。
それからもう多少そういうことがあっても、たとえばストマイによるつんぼとか、こういう場合は難聴になることは覚悟の上で飲ませる場合があるでしょう。しかしそれが大変に病状が重くて、それで薬を飲むなら、多少の副作用はがまんするということになるでしょう。結核で死ぬ思いすればストマイで少々の難聴はがまんしろということになるでしょうが、それが、先ほどの筋拘縮症でもそうですよ。何でもないことに注射を打つんですね。
そこで、いまは、どうやっておるか知りませんが、かつて結核患者にストマイとかなんとかといった薬を投薬する場合に、保健所で関係医師の合議の上で、この患者には何グラム投与すべきだということをやっていましたね。
かつてはストマイ、ヒドラ、パスというような三者が非常に流行をしておりましたが、現在リファンピシンが出てまいりましてからは、初期に、こういういい薬でたたくという初期強化療法というのが非常に学会等でも評価されておりまして、この場合にはリファンピシンと、いま比較されましたヒドラジッドとを併用して、たとえば早い場合には三カ月くらいで結核菌が陰性化するというふうな例もございますので、薬の値段の差と作用というのは
しかし、現実に訴訟になっているケースが非常に少ないとかというようなものもございまして、たとえばストマイ、これについては一件でございますが、やや大きい規模の薬害事件で今後残ったものとして考えますと、たとえばコラルジルによるところの肝臓障害は、これはすでに裁判所による和解の勧告が行われまして、決着への見通しがつきつつある段階でございます。
○小平芳平君 ストマイはどうでしょうか。
○政府委員(中野徹雄君) ストマイにつきましては、私どもは承知しておりますケースとしましては一ケースでございまして、これは原告側の言っておられることは医療面の、たとえばストマイの使用に当たりまして、よく先生御承知のとおりに聴力計を使用しまして、その聴力の変化をしさいに測定をしながらストマイを使うべきであった、その聴力測定が行われていなかったといいますか、というふうな面で、医師との間ではすでにそのケース
具体的な各論が時間がなくなってしまうわけなんでありますけれども、その前に、安全性の問題の一つの例なんですけれども、きょうも傍聴に来ておられるわけですが、ストマイ難聴の問題があります。 ストマイ難聴の場合に、これは御承知のようにオーディオメーターできちんと検査をしていくならば、早期発見が可能になって、かなり防げるわけなんです。
たとえば副作用の予測のできる薬剤というのは、先ほど来御指摘のあった、今日ではストマイ難聴というようなものは十分予測ができます。したがって、こういう点に十分な注意を払えば、今日ではストマイ難聴なんというものを起こす可能性というものはきわめてわずかであって、むしろ、そういうものを起こすというようなことは医者のエラーにつながるようだと私は考えております。
たとえば結核のストマイの問題とか、そういったものが幾つか出ておりますね。ああいった問題は、やはり分量の問題と、それから使い方の問題ということにならないのでございましょうか。同じようなことだとは思いますけれども、いかがでございますか。
○上田参考人 これも大変むずかしい問題でございまして、そのストマイあるいはカナマイ等によるアミノ配糖体剤の聴力障害の問題は、私の先ほど申し上げたことにきわめて似ておりまして、量が多いから——これは逆に申した方がいいと思いますね。量が少ないからストマイ聴力障害は起きないかというと、そうでもないわけです。しかし、一般論としてはやはり量の多い方が起こる可能性は強いということは事実でございます。
一つは、先ほど申し上げましたように、スモンを含め、いままでクロマイとかストマイ、サリドマイド、ペニシリン、コラルジル等々薬害による被害者というのは相当多くに上っておりますが、この方々の救済というのは行政上の一つの大きな課題になっているのではないかと私は思う。
薬務行政に関しましては、いままで私も不勉強で余りよく承知をいたしていないのでありますけれども、サリドマイド事件、キノホルム、ストマイ、その他いままで数多くの薬害問題が起こっておりますし、また、これに対応して、その救済制度をどうするかということが、この委員会におきましても、しばしば議論されてきているわけでありますが、薬事法の改正並びに救済制度の創設につきまして、まず最初に、どういうような段階にあるか伺
この薬害という問題は、いま国民の大変重要な関心事でございますし、古くはサリドマイド、最近はキノホルム、その間にコラルジル、クロロキン、ストマイ、クロマイ、ミオブタゾリジン、こういう薬品によって、いろいろな問題が提起をされてまいっておりますことは御存じのとおりでございます。
あるいはまた、ストマイでも結構ですけれども、ストマイでも耐性菌が非常に強くなって、サルファ剤と大体同じような状況になるのではないだろうか、こう言われておりますが、その点はどうですか。簡単でいいです。
それから、たとえば薬剤の問題についても、これはバクテリアが病原体ですから、当然休眠期にはボルドー液を使うとか、発芽の直後にはストマイ剤を使うとか、あるいはその後亜鉛石灰液等を使うとか、そういった工夫をして農民の方々はいろいろな手を考えてやっているのです。これは自分が一番被害を受けるのですからね。そういうものに対して、もう少し国が強力な指導をしていただきたい。
したがって、私は個々に挙げませんが、いまも苦しんでおるカネミ油の問題だとか、一応は補償問題が終わったといえども森永ミルクの問題でありますとか、最近はまたストマイの関係で全国的な調査というものが要請されてきている、あるいは合成洗剤の問題も出てきておる。言うならば、この薬全般についてずいぶん問題がいま提起をされてきています。
それから時間の関係でもう一つ厚生大臣、クロロキンとかコラルジルとかストマイとか、これも再三当委員会等で問題提起いたしておりますので繰り返しませんが、こうしたきわめてはっきりした薬品による被害ということに対する救済、それは、話が最初に戻りますと、救済制度をつくるために努力するとおっしゃるでしょう。
○政府委員(三浦英夫君) なかなかストマイによる事故の被害調査と申しましても、それぞれの臨床家がいろんな判断からやっておりますので、実態調査というのは非常に因難な状況でございます。
それから、次に、ストマイによる健康被害について、これは再三私はこの委員会で問題提起したことがあるんですが、その後厚生省としてはストマイによる健康被害者の実態調査を行なったかどうか、行なったとしたら各年別にどのくらいの被害者が発生してきたか、御答弁いただきたい。
○小平芳平君 何かむずかしいことを言われますけれども、もう少ししろうとにわかるように言っていただきたいんですが、第一に、具体的に申しますと、ある県のストマイの被害者と私は知事を訪ねたことがあります。ところが、その県の県庁の幹部の人の家庭が実に二人の子供さんがストマイでつんぼ同然になっちゃったと、こう言っておられたんです。
この地主さんの本を読んでみると「大手メーカーの間で、たとえばパス懇話会、ペニシリン協会、ストマイ懇話会、T・C懇話会といった薬品別の製薬業者間の話し合い団体がつくられ、ここで価格に関する協議がおこなわれていることは疑いない。大手メーカーの生産する多くの医薬品には、このようにして一種の管理価格が形成されているのである。」という文書が出ているのです。